最近の治療院業界の流れとして、高単価治療が流行っていますが実際の所はどうなんでしょうか?流行りとして終わるのか?これが長続きするのか?今やらないといけないのか?自分の治療院ではやったほうが良いのか?色々なことを考えると思います。
実際にあなたもこんなふうに考えていませんか?
☑高単価治療を取り入れようと思うがどんな商品で構成してよいかわからない。
☑保険しか使ったこと無いのに、2〜3万の施術なんて到底無理。
☑とにかく売上を上げて今後の心配をなくしたい。
☑高単価治療や集客が出回っているが、なんか怪しいな?
☑高単価治療や集客は患者さんのためにならないから嫌いだ。
様々な考え方がありますよね?それもそのはず、治療院業界の流れとして専門特化が流行ったり、継続課金が流行ったり、プリペイドカードが流行ったり、コンサルタントや業界のTOPを走り続ける人により色々な流行りものが末端までに浸透してきています。その情報を頭に入れてあなたが判断するので、なかなか決断しにくいですよね?
しかし・・・ 結論から言うと多くの場合、あなたはその流行に流されているだけです。
TOPから末端に降りてきた情報を素直にやった結果どうなったと思いますか?自分のまわりの治療院や、友人知人の治療院を見てもらえれば分かると思いますが、上手く行き続けている治療院と、一瞬上手くいくがその後下がり気味の治療院。そもそも導入部分でつまずく治療院。導入さえしない治療院。
大きく分けるとこの4つに置き換えられると思います。導入しない治療院はおいておいて、流行りを上手く取り入れ自分のものとし、上手く行き続ける治療院と、取り入れたが上手くいかない治療院は一体何が違うのでしょうか?
そもそも、あなたは何故高単価治療院を目指すのでしょうか?「健康保険が厳しくなってきた」「交通事故患者が昔に比べて減った」「まりを見れば実費治療のライバルが増えた」でも・・・ 売上を上げたい!
もしくは、「高単価治療にすることで少人数の患者さんだけでも売上が上がるようにすれば自分の自由な時間が増える」「ライバルとの差別化に繋がるから安定して経営できそう」などと考えていませんか?
もし、本気でそう考えているのでしたら気をつけて下さい!あなたは高単価治療を取り入れても失敗する可能性が高いです。一回の施術が1万円、2万円、3万円とドンドン上げて最初は良いかもしれません。
果たしてそれがいつまで続くでしょうか?流行りとコンサルタントの甘い言葉に踊らされて継続課金やプリペイドカード、専門特化に飛びついた治療家達の最悪の結末を知っていて、高単価治療や高単価集客をするなら僕は止めませんが、本当にあなたは大丈夫ですか?
継続課金の失敗例
運用オペレーションをよく考えてなく、見切り発車でスタートしたために決済代行業者選びに失敗。運用して行く時間が長くなればなるほど治療院におけるダメージは大きくなります。具体的には、意外と決済に時間がかかってしまったせいで治療〜お会計に掛ける時間が長くなってしまい結果として患者さんを見る枠が減少。
当初は安定した売上が望めると思って、取り入れたが継続課金のオペレーションを回すために余計な時間や人件費がかかる。カードの期限切れによる引き落としがされていないことや、口座にお金がなく引き落としがされていケース、意外と細々した対応が大変。
また、意外と手数料が馬鹿にならない。業者によって違いますが大体4〜7%の手数料ですが、塵も積もれば山となる。この数%が売上の減少になる。普通に施術をしてお金をもらっていたほうが売上が立っていた。なんて話は良く聞きます。
他には、来院していないのにお金が引き落とされている。なんてクレームや。治療が成功しても、しなくても患者さんが通い続けるシステムなため、治療家のモチベーションが下がりやすい。治療家の仕事としての治すことでなく、継続課金に入れることがゴールになってしまう。などなど、数えればキリがないです。
プリペイドカードの失敗例
プリペイドカードはJRなどの電車料金をチャージして使うカードと似ていて端数が出るから、そこをもったいなく感じた患者さんがまた継ぎ足しプリカを購入したり、もし継ぎ足さなくても端数分の利益が出るなど、治療院を経営している上でメリットがあるかもしれません。
しかし、JRと異なり治療院は安売りして5万円分の施術を4万円などで売っているので、自ら得られるはずの利益を捨てているようなものです。イベントを組んで販売すれば一時的に爆発的な売上は上がりますが、それは利益の先取りです。何の考えもなくプリカイベントを行えば、その次の月は売上は激減します。
イベントをした月と、その次の月の売上を足して2で割ると逆に平均の売上よりも下がっていたなんてことは良く聞きます。
高単価集客や高単価治療も同じです。取り入れるのはいつでもできますし、やろうと思えば誰でも出来ます。しかし、その失敗例を知っていますか?良いよいと言われて試した結果、あとで良くなかったなんて話は治療院業界だけでなく、他の業界でも良く聞きます。
例えば、レーシックもはじめは画期的な治療法として登場しましたが、時間が立ち臨床例が増えていくと、失敗例も多数出てきました。けれども、やってよかったという人もいます。これが高単価集客や高単価治療と似ているんです。
大事なこと
やってみてよかった人と、ダメだった人。この違いは何なんでしょうか?
それはノウハウを熟知しているかという事も大きいと思いますが、それ以外に大事なことがあります。それはそれを本当にやりたいかどうかです。
ノウハウばかりが出回り、こういった部分があまり話されないので、失敗する人が後を絶たないのはしょうが無いですが、本当にやりたいかどうか?じぶんがどうなりたいのか?何がしたいのかが不明瞭なまま流行りに飛びつくと失敗する確立が高くなります。
それは、覚悟が決まっていないからです。多少上手く行かなくてもこの覚悟が決まっている人は凹みはするものの、また立ち直り修正を繰り返し必ず上手くいくように持って行きます。しかし、この覚悟が決まってない人は一旦凹むと立ち直れません。
一度上手くいかなくなると、メンタルが崩れそれに続き院の経営も崩壊してしまいます。だから、やるなら失敗して患者さんに迷惑をかけたり、スタッフに余計な仕事を増やさなないためにも自分が本当にやりたいかどうかを考えて下さい。
あなたの、決意が硬ければ硬いほど成功する確立は高くなります。最後に、恋は盲目にするではありませんが、自分が上手く行っていないときや、疲れている時、精神状態があまり良くない時は人間は判断能力が落ちます。その時に甘い言葉に騙されて決断をするとあとあと、後悔する可能性が高くなるのでお気をつけ下さい。
大事な決断は、自分が調子が良い時に行って下さい。
追伸
それでも高単価集客、高単価治療をしたいのであれば、ノウハウだけでなくマインドから叩き込んでくれる、僕が心の底から信用している高単価治療&集客のスペシャリストはこの方です。