原理原則

人生のステージを上げるためには魔法のランプになること

著者:博多骨盤HEROコッツマン著者:博多骨盤HEROコッツマン

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人生のステージを上げるためには魔法のランプになること

「お前さぁ〜アラブの大富豪が何を考えて、どんなことに価値を置いて、普段どんな生活をしているか知ってる?」会社のスタッフに聞いてみた。「金のランボルギーニ乗って、ヒョウとかワニとか飼ってて、いつも宮殿のプールで水着美女をはべらせて酒飲んでるんじゃないですか?」とスタッフ。

 

「適当に答えやがって・・・」と内心思ったが、自分自身もアラブの大富豪が正直どんな様子なのか全く見当もつかない。何となくのイメージは有名人のインスタグラムで見たことあるが、あれは日常の一部を切り取ったもの。

 

本人たちが、何を考えて、どんなことに価値を置いて、普段どんな生活をしているか分らない。「じゃあさ、今のはセレブな人達の話だけど、今度は真逆で船の上で一生を生活するどこかの部族とか、文明社会を拒絶している人とかは何考えて生活しているか分かる?」スタッフは3秒ほど考えて「星の数を数えてるんじゃないですか?」

 

ちょっと笑えた。「じゃあ、最後にお前の父さんは?」この質問にはすぐに答えが返ってきた。「家族のために仕事して、たまに趣味のゴルフ。普段は会社で接待が多いかなと思います」

 

結局は自分と同じような暮らしをしている人の範囲でしかわからないということだ。自分もそうだし、スタッフを成長させる上でも一緒だと思うが、自分の今いるステージを上げようと思うのなら“魔法のランプ”になることだ。

 

魔法のランプってのは、アラジンと魔法のランプに出てくるランプのことで、これを擦ると魔神が出てきて何でも望みを叶えてくれる。この魔法のランプになることが自分やスタッフのステージを上げる上での近道だと思う。

 

人間は生まれてから今まで行動した中で、人から否定されてきた行動は取らなくなるし、承認されてきた行動は積極的に取るようになる。

 

否定された行動は、同じような行動をする時に、人間はまた同じようなことになるかも? という不安や恐怖を覚える。それが人間の行動の幅を狭くしてしまう。生まれながらの環境においてかなり左右されるところなので、狭い人もいれば広い人、いろいろな人がいる。これが人間のステージを作る。

 

わかりやすく言うと、セレブの子は生まれつきセレブステージに居るから、回りにいる人たちも一流の人達が多い。行動に対してのフィードバックは一流、食べるものは一流、住まいも一流、入ってくる情報は洗練されている。そして最高の教育を受ける。

 

そんな考え方や価値観の中で生活するから、庶民のことなんかわからない。多分ベビースターラーメンなんか食べたことはないと思うし、知らないだろう。

 

逆に庶民に生まれたら、普通は庶民の生活だ。誰しも、庶民からセレブになれるとしたら一度は体験してみたくなると思う。けれども簡単にセレブにはなることが出来ない。それは考え方、価値観、人間の幅と、生活するステージが違うからだ。

 

どうすればステージを上げることが出来るのか?

ではどうすれば良いのか?第一歩は、自分の幅を広げてくれる人と付き合うことだ。今までと同じ考え方、同じ行動ではセレブにはなれない。一歩でも良いからセレブに近い人に、セレブの考え方、価値観、お金の使い方、人脈、情報、色々あると思うが、体験させてもらうことだ。今までの自分にない行動をすることで、新しい経験をすると人間としての幅が広がっていく。幅が広がっていくことでセレブステージに少しずつ近づくことが出来る。

 

次に、少し上のステージを経験したら、そのステージに自分が居続けたいか?と自問自答すること。そのステージにいたかったり、それよりも上のステージに行きたいなら、そのステージでのバランスをとることが大事だ。

 

バランスとはどんな考えで、どんな人と接して、どんな行動を取るか。もちろんお金もかかるから、お金を稼ぐ必要もある。そうやってバランスを取っていくと、そのステージに居ることが出来る。

 

次のステージに行くためには、経験などの幅とは別に、自分の人間力を上げる必要がある。人間力とは、基礎学力や専門的な学力、コミュニケーションスキルなど自立した人間として生きていくための総合的な力を言う。

 

自分の幅を広げてもらうためには、自分が幅を広げてもらえるような魅力的な人間でないといけない。簡単にいうと上から引っ張り上げてもらうこと。具体的にどうすれば魅力的な人間になれるかというと“魔法のランプ”になることだ。

 

相手の望むように相手の人生を変える力を持つこと。人の人生を変えるためには、その人よりも幅の広い人間にならないといけない。そうでないと、人の人生を変えるのは難しい。

 

人の幅を広げてあげることで、その人は凄く感謝するはずだ。だって自分の人生を変えてくれた人だから。しかし、自分より幅の広い人の人生を変えるというのは難しい。けれども、その人の幅の中にない、自分だけの幅で相手の知らないことを体験させてあげると、喜ばれる。そして、感謝される。

 

わかりやすく言うと、セレブの人にベビースターラーメンを紹介した後、お湯をかけて食べる方法も伝えるみたいな感じ。これは私が実際に体験したことだが意外と喜ぶ。吉野家に行ったことのない人もいたから連れて行ったら面白いと喜ばれた。

 

庶民からしたら考えられないが、セレブな人は喜ぶ。こうやって自分ができる範囲で相手の幅を広げてあげれば良い。幅を広げる上で上から引っ張るにしても、自分より上の人の幅を広げるにも、大事なのは相手がどんな風になりたいか、どんな体験をしたいか、どんな自分になりたいか、を理解してその方向で幅を広げてあげることだ。

 

自分が上の人に幅を広げてもらいたいなら、自分で色々考えて行動せずに人に選んでもらう。自分の幅や、行動にない上の人の幅やそのステージの人が行動しているところに連れてってもらう。

 

お金がいるけど、そこにいると仕事の幅も広がる。幅を広げる時間は大事、子供を預けてでも行く。そして自分の幅を広げてもらう代わりに相手の幅も自分なりのやり方で広げてあげる。

 

魔法のランプになる

人生のステージを上げるためには、魔法のランプになること。人の人生を変えれるくらい力をつけ、幅を広げること。そして、広げてもらうこと。そして、その世界が良いなと感じたらそのステージでバランスをとること。

 

今のままでいいなんて言わずに、一度は見たことのない世界に足を踏み入れてみませんか?意外と気にいるかもですよ。

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